身代わりの術 - 飯まず母

ガラスのコップが割れた

今日は、自分の不甲斐なさを実感した。

歳と共に記憶力が低下していくようだ。

記憶力の低下なのか、うつ気味でなのか、勘違いなのかなんだか仕事がチグハグな感じがして仕方ない。

確かにFAXした記憶があるのだが、していなかったらしい。

勘違いで済むのか、自分が弱っていて記憶力がなくなっているのか、怖くて仕方ない。

ボケかなぁ。

認めたくなくて、辛いのかなぁ。

旦那様のメガネくんに今日の出来事で勘違いか忘れちゃったのか、記憶力がないのかなと話をしていたら、

「歳をとると記憶力がなくなる。だから、記憶に頼らないで文章に残したりしてカバーしていくんだよ。」

と、教えてもらった。

自分なりにノートに記入したりして努力していたつもりだけど、忙しくなってくるとそれも出来なくて、どんどん忘れてしまう。

痴呆かなぁとか心配になったり、仕事ができない人間なのかなと自分にガッカリしてしまっていたが、旦那様の話を聞いてまた明日から自分のできることをしていこうと思い直せた。

そんなモヤモヤした気持ちでいたら、ガラスのコップを割ってしまった。

モヤついた気持ちに終止符を打ったように受け取ろうと思う。

コップよ、ありがとう。

明日からまた、がんばろ！