法話がいいんですよ。心に刺さりました。
中学3年生の息子の希望校合格祈願のために鈴虫寺に行ってきました。
今回で4回めです。
毎回、法話を聴くのですが本当にいいお話でした。
柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
柳は緑、花は紅。
柳は緑色、花(桜)は、赤色を指してます。
柳は、年中緑色で変化はありません。
桜は、緑があって蕾になって花が咲く。
柳は、柳でいい。
桜は、桜の良さがある。
人と違ってもいい。それぞれの良さがある。他人と比較しないでそのままの自分でいていいんだとおっしゃっていました。
うーん、響くわぁ。心に響く。
知足(ちそく)
足を知る。私が知っていた意味は、今の現状に満足してそれ以上を求めないっていう意味だとばっかり思っていました。
しかし、今回の法話を聴いてそうじゃないことがわかりました。
足を知る者は富、強めて行う者は志あり。満足していることを知っているものは富、努力している者は志がある者と言えるっていう意味だそうです。
決して、控えめに生きろってことではなくて、今の現状を満足してさらに高みを目指しなさいという激励の方の意味があるのだとおっしゃっていました。
本当に、勘違い言葉の意味通りではなくてこういう法話を聴かないと分からない意味もあるんだと思いました。
そして、妙に納得しました。
足るを知るは、現状に満足するという意味でしか捉えてなかったので、目から鱗でした。
とても肯定的で頑張る勇気がもらえる言葉になりました。
即今只今(そっこんただいま)
この言葉は、初めて聴く言葉でした。
今、この瞬間、過去でも未来でもない。
今を大事にする。人生において大事なことはそれしかない。
今を大事に生きて、その積み重ねが人生だと。
すごい!凄すぎる。
感動しました。
四苦八苦(しくはっく)
お釈迦様も苦しんだ四苦八苦。
もちろん嫌なこともあるでしょう。嫌な時は落ち込んだっていい。
そんな場所から離れなさい。
生老病死。生まれる時も年老いてしまうのも病に倒れることも死ぬこともある。
そんな時は、自分の心の感情を素直に出せばいい。
自分の心のあるがままでいい。
そんな自分でも必ず、大切に思ってくれている人がいる。
大切に思ってくれている人の言うことだけ聴いて、自分を大切にしてくれない人の言葉には耳を貸さなくていい。
自分の感情に敏感になり、しっかりその感情に向き合いなさい。
と。
凄すぎる。深すぎる。
めっちゃ、心に刺さりまくった言葉たちでした。
京都滞在時間は、短かったけれど、大変実りある1日になりました。
連れて行ってくれた夫に感謝です。
ありがとう。
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